ギャッベ展4日目となりました!
本日は染色についてご紹介します☆
草木染めのギャッベは、赤、緑、黄、茶、青色の基本5色の組み合わせで絵柄を描いていきます。
生命力あふれる茜色が印象的なこの一枚は、大きさ262×203サイズの大作です。
細かな手仕事と美しいツヤを是非、手で触れてご体感ください。
カシュガイ族の女性が好む茜色は、アカネという植物の根を1年間天日干してから石臼で粉状にし、
羊毛と同量の粉末染料を大釜で8時間煮込んで羊毛を染めていきます。
この作業1回で染まった羊毛が23番。
天日干ししてから改めて8時間煮込んだ色が24番と、回数を重ねることで深い色を表現してきます。
伝統的な手法を守り継ぐことで、「芸術性の高い手工芸品」として世界的な評価を受けています。